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- リハビリテーション
当院では、手術後の患者さまや保存療法(手術を伴わない治療)の患者さまに対して、リハビリテーションを行っています。術後、動きづらくなった関節の可動域の拡大をはかり、筋力の改善を援助し、歩行や日常生活動作が円滑に行えるようにサポートします。
治療過程を促進しながら痛みを和らげることを目的とした物理療法を行い、また、痛みの原因が不良姿勢や不良動作である場合、正しい姿勢・正しい動作の獲得を目的とした運動療法を行っており、体幹や四肢のスタビリティートレーニング、バランストレーニングを取り入れています。
特に、ARKE(※)を使ったムーブメント・トレーニングに力を入れています。
※ARKEとは、ギリシャ語で「原点」の意。「全てのものの始まりであり、回帰するもの」という意味があります。人間が生まれてから直立二足歩行に至るまでの動きを分析し、トレーニングにその動きの原点を活かすべく作られたトレーニングメソッドです。
- 頭の先からつま先まで、身体能力の発達を促します。
- 全ての動作にコアが関与するため、動作の発達が期待できます。
物理療法 | リハビリ機器による治療(超音波・干渉波・低周波・牽引器など) |
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運動療法 |
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リハビリテーションの3つの取り組み
3つの視点から心と体のバランスを整え、リハビリの効率を高めます。
誰しも、痛みや身体が思うように動かないつらさから不安を覚えます。不安感が強いと痛みもより強く感じ、リハビリへの意欲も下がりがちです。当院の理学療法士はカンファレンスを通じて医師やスタッフと情報共有し、患者さまの不安感を少しでも改善し、前向きな気持ちを引き出せるよう支援しています。
患者さまのお話を伺うことはもちろん、リハビリの意義や改善の経過をわかりやすくご説明します。
ARKEを使ったムーブメント・トレーニング
子供から高齢者、一人ひとりの症状に応じて、理学療法士がプログラムを考えます。
適応例:変形性膝関節症、椎間板ヘルニア、五十肩、骨粗しょう症、スポーツ障害など