名張市希央台の整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科 松永整形外科クリニック

0595-64-7300

〒518-0774
三重県名張市希央台4番町22

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診療案内

整形外科

院長 松永 潔

整形外科とは、背骨・手・足など、全身の運動器官を造りあげている、骨・関節・筋肉・靭帯・腱・脊髄・神経の病気(例えば変形性関節症、椎間板ヘルニア、五十肩など)、外傷(ケガ)による損傷(すり傷、切り傷、肉離れ、捻挫、骨折など)を治療する診療科です。病気やケガを治療するだけでなく、運動機能を元に改善させることを目標としています。
しかしながら運動機能の改善が十分に得られなかったとしても、残った機能をできる限り活用して元の状態にできるだけ近づけたり、早期の社会復帰をサポートしたりして、生活の質(QOL=quality of life)の向上をはかるお手伝いをすることも整形外科の大きな役割です。

対象となる疾患・治療など

  • 手足のしびれ、神経痛
  • 手足の変形、歩行・運動障害、姿勢異常
  • 腫瘤(できもの)、腫瘍
  • 足のトラブル(外反母趾・へん平足・ウオノメ・タコ・巻き爪)
  • 骨粗しょう症、リウマチ、痛風
  • 外傷一般(骨折、捻挫、脱臼、打撲、すり傷、切り傷)
  • 交通事故や労働災害による外傷
  • 腰痛、くびの痛み、肩こり
  • 膝、肩、つけね、足首などの関節痛(変形性膝関節症など)
  • スポーツ外傷、障害
  • 足底板、装具、コルセットの作製
  • 介護保険の主治医意見書、身体障害者診断書作成

リウマチ科

早期発見・早期治療が重要です

関節リウマチは、全国に約70万人の患者さまがいるといわれています。関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されてしまい、関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。関節の痛みや腫れの改善と進行の予防を目的として治療を行います。個人差はありますが、進化し続ける治療薬により、関節が壊れるのを遅らせたり、予防できるようになってきました。このためには「関節が腫れたり、痛くなる」、「朝起きたら手がこわばる」、「疲れやすい、微熱が続く」などの症状があったら医師に相談が必要です。腫れが続く間に関節の変形が進むと、障害が残ってしまいます。リウマチの検査は、血液検査、レントゲン検査、超音波検査を組み合わせて行います。治療には、抗リウマチ剤(免疫調節剤、免疫抑制剤、生物学的製剤)を使います。これらの薬を使うためには定期的な検査で副作用を早期に見つけて対処することが重要です。

ロコモ/骨粗しょう症

ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害によって、要支援・要介護状態になる前段階の状態のことをいいます。運動器とは、身体を動かすことに関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。ロコモティブシンドロームの状態になると、現在は日常生活にほとんど問題がなくても、数年後に介護が必要になったり、寝たきりになってしまう危険性があります。ロコモティブシンドロームの原因となる主な運動疾患は、「骨粗しょう症」「変形性膝関節症」「脊柱管狭窄症」などであり、中でも「骨粗しょう症」になると、転倒により、骨折を起こし、寝たきりになる可能性が高まります。

骨粗しょう症とは、「骨強度の低下によって骨の脆弱性が亢進し、骨折リスクが増大した疾患」と定義されています。老化と密接な関係がある骨の老人性変化ですが、特に閉経期後の女性に多く見られ、男性でも70歳以降には増えてきます。骨粗しょう症になると、足のつけ根や手首、腕のつけ根などに骨折が起こりやすくなります。特に足のつけ根の骨折が原因で、寝たきりになるケースが増えています。原因は年齢による骨組織の老化に加えて、カルシウムの代謝や骨の新陳代謝を促すサイトカインという物質の過剰分泌を抑制するエストロゲンという女性ホルモンが分泌されなくなるため、骨の生成と骨からのカルシウム吸収のバランスがくずれて生じます。骨密度を正しく測定し、必要であればその人に合った薬物治療をするのが大切です。

スポーツ整形

スポーツイメージ

スポーツ整形外科とは、スポーツをする人が障害や外傷を引き起こさないように、また、起こった時はスムーズに競技に復帰してもらう事を目的としています。患者さま(選手)一人ひとり状況は異なるため、当院ではその方にあった治療やリハビリテーションを行っています。
また、再発しないよう姿勢・動作の確認やアドバイスなども適時行っております。患者さまの基本状態(姿勢)から動作に至るまでしっかり診察を行います。また、当院には姿勢・動作、スポーツに詳しい理学療法士も在席していますのでご相談ください。

対象となる疾患(スポーツ整形)

  • スポーツ障害(スポーツ中の繰り返しの動作で生じる症状)
    (テニス肘、ゴルフ肘、野球肘、野球肩、シンスプリント、テニスレッグ、ジャンパー膝、ランナー膝、平泳ぎ膝など)
  • スポーツ外傷(スポーツ中の大きな外力により生じたケガ)
    (突き指、脱臼、捻挫、肉離れ、骨折、靭帯損傷など)

※その他スポーツに関わる事でしたら、なんでもお気軽にご相談ください。

交通事故

交通事故の中で多いケガは「むち打ち症」(頸椎捻挫)ですが、事故後はあまり症状がみられない事が多くあります。「むち打ち症」(頸椎捻挫)は検査で異常がないのにクビから肩が痛くなって数カ月も治らないケガです。時には手がシビレたり、結局後遺症となる場合もあります。事故より半日から1日後に痛みが強くなる場合が多くあります。交通事故に遭ったらすぐに整形外科で医師に診てもらいましょう。当院では適時症状の確認を行い、投薬やリハビリテーションを行っています。